対多人数
相手が多人数の場合、もっとも気を付けなければならないのは、複数人による同時タックルだと考えます。倒れて抑え込まれれば万事休すです。背後からの攻撃は観敵に慣れれば、意外に対応は容易です。
たしか五輪書には「小魚を追うがごとく」集団の動きを制すればとありますが、それは刀という一撃必倒の武器があるから可能なのであって、徒手空拳ではそう簡単にはいきません。
一番強そうな相手を倒せなどとも言われます。そうでしょうか? 誰が強いかなんて分かりませんし、これを一番大きな相手と置き換えても、もしその大男が集団戦闘に消極的な参加姿勢だったとしたら、攻撃により強敵を一人増やすようなものです。
当ラボでは、あらゆる状況での応用が可能な、攻撃順の見極め、多数の分解、対個制圧・・等々、初心者からこの対応を解説、練習していきます。また、タクティカルアクトという特有の移動攻撃や、1対多数、多数対多数によるスパーリングを積極的に取り入れています。
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